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一日一善ならぬ一日一幸。人生の旅の道中。気の向くままに進み、気の向くままに曲がり、気の向くままに立ち止まる。そんな道中一日何個の幸せと回り逢えるかね。楽しみにしながら旅します。そんなオレの旅日記。


by takeo-k.7
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太陽の下で

色んな事を教えてもらった。
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自然体でいることの大切さというか育つ環境でここまで違うか!?という事を感じることができた。
偶然なのか必然なのかGWにこの‘どなん地球遊人’にくることが出来た事がよかった。GWでなければ太陽は幼稚園に通い一緒に遊ぶことはできなかった。それが何に導かれたのか旅の始まった時点で最初に目指したのが与那国。なのに予定が流れに流れ4月25日に与那国へ向かうことに。そこから30日の便で石垣に戻る予定だったのが同じフェリーで与那国に来た同士と延泊することに。与那国島の魅力・‘どなん地球遊人’の魅力・そしてどなんで育つ太陽に魅せられて12泊もすることに。そんだけ宿泊した事に全然後悔はしていない。むしろ喜んでいる。

太陽に対して両親は全然否定的な言葉を使わない。なにかやらかしてもその行為自体を否定的に言うのではなく、他の事象を例に挙げてどうなるか説明する。多少のやんちゃであれば教育しつつ笑って流す。この笑って流すおおらかさ、懐の広さは非常に俺にとって勉強になった。ただ都会で子育てするんであればちょっと難しいことがあるかもしれない。周囲の目を気にして子育てしなくてはならん環境になっているように思う。都会における周囲の目はかなり冷ややか。たいして与那国はかなり寛容に受け入れてくれる。そんな環境で育った子供たちは非常にココロに余裕があっておおらかでめっちゃ幸せそう。生きる事がとっても楽しそう。何かに追われるわけでもなく、なにかに束縛されるわけでもなくのびのびと育っている。モノが溢れている都会よりも、モノが全然ない中で想像しながら遊び、遊びながら創造していく。そんな環境をどうにかして都会にも作りたいね。
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一緒に道を自転車で走っているとき、工事中で走れない場所があった。迂回するルートが二つあった中、俺が左から行こうかとゆーたけど太陽が選択したのは右。なんでやろ?と話しを聞くと、右のルートには花がある。とゆーてきた。俺はかなり衝撃を受けた。道を選択する時に花があるかないかを選択基準にしている5歳に驚いた。むしろ適当にルートを決めた自分が恥ずかしくなった。

太陽に教えられたことはこれだけではない。人を大切にすることを5歳にして知っていた。日頃はやんちゃばかりしている太陽も素直な心をもっている。「やんちゃ=素直ではない」という感覚があっさり否定された。こっちからお願するとほんとに守ってほしいことは守ってくれるし、今やることあるから後にしてなとお願いするとしっかり聞いてくれる。
一緒に釣りにいった時も、俺が手ぶらで途中から参加したらちゃんとその辺に落ちていた木をつかってこれで釣竿つくろうと糸と針・おもりなんかを用意してくれる。独り言とかおかぁさんに話しかけて釣りしている最中に針に魚が寄ってきたとき、静かにしてなとお願いすると静かにしてくれる。一緒にカニを探していた時は俺が石をめくったところで見つかったもんは俺のやと分別してたし。なんでもかんでも俺のもの!って考える子供がおるなかで人のもんは人のものとわきまえている5歳。スゴイよ。

パワーもすごい。かなりエネルギッシュ。途中参加した釣りの片付けしてる際に明日も釣りしようと約束して翌日。朝起きて、太陽に対して今日も釣り行こな~って確認するためにゆーただけやのにその気になって今すぐ行くよ!!!ってことになり慌てて準備(笑)かなり急展開で寝起きの俺にはちょっと辛かったw
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でもかなり太陽と仲良くなれてよかった。


色んなやんちゃなことするものの素直でやさしくて人間味あふれて心がつよくて綺麗なものを綺麗と言える太陽にホンマええ経験させてもろた。
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電波はとどかんかったけど、めちゃくちゃ与那国ライフを満喫できました。


P.S.四枚目の写真いいと思わへん?自画自賛してます(笑)
by takeo-k.7 | 2007-05-07 23:31 | 出会い